用語解説

RSS
(RSS 1.0:RDF Site Summary)
(RSS 2.0:Really Simple Syndication)
Webサイトの更新情報を配信するための文書形式の仕様。ブラウザでそのWebサイトにアクセスしなくても、更新情報だけを取得できる。ブログで多く利用されている。最近では、RSS対応のブラウザも増えてきている。現在利用されているバージョンは、0.92、1.0、2.0。国内では1.0が多く使われている。RSSに似た仕様にAtomがある。

フォーム
(form)
Web上で利用者に文字などを入力させる仕組み。
《実例》

SEO対策
(Search Engine Optimization)
Webサイトをgoogleなどの検索エンジンで上位に表示させるようにする対策。検索エンジンはRSSも検索の対象にしているので、SEO対策としても重要。

チャンネル情報
(channel)
RSSは、もともとNetscape社のポータルサイト「My Netscape」を利用者がカスタマイズできるようにするための仕組みとして登場した。たとえば、天気予報のチャンネルを追加したり、株価のチャンネルを追加したりといったように、利用者が自由にチャンネルを選択できるようになっていた。こうした経緯から、RSSで配信される情報はチャンネルと呼ばれる。チャンネル情報とは、チャンネルのタイトルやURL、その説明などの情報のこと。

アイテム情報
(item)
チャンネルで配信される個々の情報は、アイテムと呼ばれる。更新情報以外にも音楽や動画なども配信できる。アイテム情報とは、アイテムのタイトルやURL、その要約などの情報のこと。このURLでアイテムは区別されるので、他のアイテムとURLが重ならないように要注意。

ルートディレクトリ
(root directory)
ディレクトリとは、フォルダの別名。ルートとは根っこ、つまり先頭あるいは最上位にあるフォルダのこと。Webサイトでは、ドメイン名でそのままアクセスできるフォルダ。
《実例》
/ ⇒ ルートディレクトリ
/cgi-local/
/etc/

RSS AutoDiscovery機能
RSS対応ブラウザやRSSリーダなどがそのWebサイトにアクセスしたときに、自動的にRSSファイルの有無とそのURLがわかるようにする仕組み。

FTPソフト
(File Transfer Protocol Software)
FTPとは、Webサイトに任意のファイルと転送する仕組み。FTPソフトは、そのためのソフトウェア。WindowsではFFFTPが有名。専用のソフトでなくても、Windows XPなどのネットワークプレース機能やマクロメディア社のDreamweaverなどのWebサイト作成ソフトでもよい。

ヘッダー領域
(Header area)
HTMLファイルの先頭に位置する<HEAD>と</HEAD>タグに挟まれた領域。

ソース
(source)
Webページの表示内容をHTML形式で記述したテキストファイル。文字の表示位置や色などをタグと呼ばれる記号で指定している。HTMLファイルのソースを書くには、マクロメディア社のDreamweaverやIBM社のホームページビルダーなどのWebページ作成ソフトを使うと楽だが、テキストエディタですべて手動で入力してもよい。ちなみに、このサイトは、すべてテキストエディタで作成している。

Ping送信
(RSS Pinging)
RSS登録サイトにRSSを更新したことを知らせる仕組み。チャンネル名とRSSファイルのURLだけを送信する。受信したRSS登録サイトは、指定されたRSSファイルを取得し情報をすぐに更新できる。読み方は、ピングまたはピン。TCP/IPで使われるPingとは別物。
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